田植え

北海道を漕いでいた頃襟裳の漁師にどこから来たと聞かれた
静岡から漕いで来たと僕は答え、生まれも静岡か？との問に
東京の青梅市ですと答えると襟裳の漁師は
「青梅は東京じゃないね」と言われるくらい僕の生まれた青梅は
東京らしくなく、田んぼや畑、野山に囲まれており
小学生の頃学校へ行く途中悪さをしすぎて田んぼに落ちて
泥まみれになり、運悪くその月曜日は先週の給食当番の洗った白衣も
泥まみれで半べそかいて家に帰った事もあった。

結局何が言いたいかと申しますと
子供の頃は田んぼはとっても身近でオタマジャクシやカエルや
ザリガニをとっ捕まえて泥まみれでよく遊んでいましたが
大人になって久しぶりに田植えという形で田んぼに入ってきました。

と言っても僕は田んぼに入っただけで稲は植えてないのですが
お父さんやお母さんは稲を植えその周りでは子供達がまさに泥まみれになって
のた打ち回り、やっぱり僕の子供の頃と同じようにオタマジャクシや
ザリガニやカエルを捕まえ嬉しそうにこねくり回していました

さんざん子供におもちゃにされそうとうグッタリしているトノサマガエル

そしてここまで全身で田植えを出来れば旨い米が食えると思います。