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今回のツアーは1泊民宿1泊キャンプの2泊3日のツアーで初めの1泊目は民宿に泊まりました。やっぱり岩手は関東圏から見ますとかなり遠く、夜行バスや夜通し車を運転してきておりますので部屋へ戻るなり「ばたんきゅー」(という表現は最近するのか?)で僕は朝まで熟睡してしまいました。 実は昨日から海は台風のウネリをばっちり受けており入り組んだ三陸だから何とか漕げているもののもう少し開けた海岸線だとほとんど不可能だったかもしれません。そんななかなるべくウネリの影響の少ない場所を選び今日も船を出します。 以前はこの水門の下からカヤックを出していましたが津波で堤防が破壊され、また現在はがれき置き場になっているため少し東側の公園から出発しました。この堤防を津波は乗り越えました。想像ができません。 浜から少し漕ぎ出すと風とウネリを受けざぶざぶツーリングに、「海が良ければ岬のほうまで・・・」なんてどころではなくキャンプ予定の浜へ上陸できるか不安を抱き漕ぎ進みます。 何とか浜の端がうねりを受けず上陸。おととしもキャンプをした両石湾の浜。地震で地盤が下がり浜が狭くなっていて陸の谷上になっている部分は根こそぎ木々がなぎ倒され海に向かって倒れていました。引き波でみな倒されたようです。しかしそのため乾いた薪がそこらじゅうに丸太でありチェンソーを持ってくるべきだったと後悔する。 実はお昼ごろには上陸してしまっていたため設営が済めば特にすることもなく太陽がまだ高いうちからブシュッとビールを開け三陸の恵みと一切関係のないスナック菓子をつまみに夕飯の時間が来るのを待ちました。 そしてやっと日も暮れ焚火を炊いて夜の宴の始まりです。こんばんはブリブリのサンマにホタテの丸焼きサンマのつみれ汁にそれぞらが焼きたいものをちりちりしていきます。サンマひとり1.5匹ありますからね! そして宴会は続いていきますが、スナック菓子とビールで腹が膨れてしまい結局ホタテや焼き肉まで食べきれず撃沈。朦朧とした意識の中見上げた空には天の川が流れていました。
by the-surface
| 2012-10-07 10:48
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